ヤンキース・田中が両太ももの裏の張りでDL入り

日本時間6月10日、日本人選手についてまたしても心配なニュースな届いた。ヤンキースの田中将大が両太ももの裏の張りでDL入りすることが決まった。前日のメッツ戦で先発したが、犠牲フライでのホーム生還の際に太ももに痛みを覚えたことで途中交代していた。

先発したメッツ戦で5回1安打1失点、8奪三振と好投。6回に1死から相手守備が乱れている間に出塁するとその後、ヒットや四球で三塁まで進む。そして打席に立ったアーロン・ジャッジがライトへの犠牲フライを放ち、田中はホームに生還してヤンキースが1対1の同点に追いついた。試合はブレット・ガードナーの一発などで勝利したものの、田中の緊急降板は大きな痛手となった。試合後、田中は精密検査を受けて今回のDL入りとなった。

田中のDL入りはメジャーで4度目。アーロン・ブーン監督は「早い時期に復帰できるだろう」と重症でないことを強調した。球団によると6月末から7月前半の間で復帰できる見通しだという。今季は日本人選手の故障者が多く、今回の田中の離脱によってメジャーでケガなくプレーできているのはダイヤモンドバックスの平野佳寿のみとなった。

ヤンキースは同日、ジャッジの一発などでメッツに2連勝したものの、前日にはマイク・モンゴメリーが左肘靱帯再建手術により今季絶望が決定、そして今回の田中のDL入りとチームは好調だが、今後の戦い方が大きく変わってくる出来事が続いている。

© MLB Advanced Media, LP.