“C・ロナウドの後継者候補”ラッシュフォードはマンUを離れるべき? 英紙が気にする2000分の壁

イングランド代表のラッシュフォード photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは特大のポテンシャルを持つ若手アタッカーで、クリスティアーノ・ロナウドも自身の後継者候補にラッシュフォードを含めているほどだ。ロシアワールドカップに臨むイングランド代表メンバーにも選ばれ、先日のコスタリカ代表戦ではスーパーゴールを記録するなど順調に育っているように見える。

しかし英『Daily Mail』は、今夏マンUを離れるべきなのかもしれないと伝えている。ラッシュフォードは今季も一定の出場機会は得ており、ジョゼ・モウリーニョの下で約1800分間プレイしている。20歳の若者がマンUでこれだけのプレイタイムを確保できていれば十分にも思えるが、同メディアは2000分の壁を越えられていないことを気にしている。ロナウドはマンU加入2シーズン目には約2400分プレイしており、プレイタイムこそ若手を成長させる1番の薬だ。

ラッシュフォードの出場機会がこれ以上増えないことを想定し、レスター・シティやニューカッスルがレンタルで獲得しようと企てているとも同メディアは伝えている。中堅クラブへレンタル移籍すれば毎試合のように先発でプレイできるだろう。またモウリーニョはラッシュフォードをサイドで起用することが多く、センターフォワードとして信頼しているわけではない。自身のベストポジションでのプレイを求めるなら、モウリーニョの下では実現困難かもしれない。

強烈なポテンシャルを誇る選手なのは間違いないが、モウリーニョの下にいて成長できるのか。同メディアはイングランド期待の若手の未来を不安視している。

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