ケイミューのリサイクル内装ボード、商環境デザイン賞でグランプリ

 外装建材メーカー大手のケイミュー(本社・大阪市中央区、社長・木村均氏)のリサイクル内装ボード「SOLIDO typeF coffee」は、日本商環境デザイン協会(JCD)主催のプロダクトオブザイヤー2018でグランプリを受賞した。

 同商品は、塗装による着色を行わず、セメントの素地そのままで自然な表情を魅せる新しいコンセプトの内装材。原料には火力発電所で発生する石炭灰のほか、コーヒーショップから出る使用済み紙カップやコーヒー豆かすなど多岐にわたる身近な廃棄物を配合し、原料に占める再生材料比率が約60%。この内装ボードは16年度のグッドデザイン賞のグッドデザイン・ベスト100にも選定されている。

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