東北北部で梅雨入り 平年より3日早い

11日(月)午前10時過ぎ 秋田市内 撮影 津田紗矢佳

 仙台管区気象台は11日午前、東北北部が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より3日早く、昨年より20日早い梅雨入りとなった。これで梅雨入り発表が行われない北海道を除いて、すべての地域が梅雨入りしたことになる。
 
 東北北部では湿った空気の影響で、曇りや雨の天気となっている。12日にかけては梅雨前線の活動が活発となるため、太平洋側を中心に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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