鉱物資源の安定確保へ、エネルギー白書で取組み紹介

©株式会社鉄鋼新聞社

 政府は8日、17年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)を閣議決定した。鉱物資源についても省エネルギー・再生可能エネルギー機器などに必要不可欠な原材料であるとして、供給源の多角化や安定供給確保に向けた取り組みなどが紹介されている。

 白書では、次世代自動車のリチウムイオン電池に必要なニッケル、コバルトの主要供給国であるフィリピンや、リチウムの主要産出国の一つであるアルゼンチンと共同で開催したセミナーなどの取り組みを紹介。また、資源外交と並行して鉱物資源の安定供給確保に不可欠なレアメタルの国家備蓄や使用済製品からの有用金属の回収・リサイクルを加速化させるための技術開発、希少金属の代替・省資源化技術開発などの取り組みも取り上げている。このほか、新たな供給源になり得る海洋資源の開発に向けた取り組みも報告している。