三菱マテリアル、銅スラグで不適合品出荷

 三菱マテリアルは8日、直島製錬所で生産する銅スラグ骨材に関して、データ転記の誤りなどで不適合品の出荷があったことを公表した。グループで実施した臨時品質監査と日本品質保証機構(JQA)によるJIS認証に係る臨時維持審査で判明した。

 今回確認されたのは、試験成績書へのデータ転記に際してデータを規格内の値に誤って記載した事案や、2回の再試験が必要なところ1回の再試験で規格内と判断した事案など。すでに顧客への説明は完了しているが、早急に原因究明を行い、再発防止対策を講じるとしている。

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