両軍合わせ28安打の乱打戦を制したアストロズが5連勝

【アストロズ8-7レンジャーズ】@グローブライフ・イン・アーリントン

現在4連勝中のアストロズはレンジャーズとの4連戦を戦っている。ここまで既に3連勝と今カードの勝ち越しは決めている。スイープを目指して迎えた第4戦では両軍合わせ28安打が飛び出す乱打戦となり、一時は同点に追いつかれるも最終回に勝ち越して勝利。チームはこれで5連勝となりレンジャーズをスイープした。

アストロズは初回、ジョージ・スプリンガーの先頭打者弾で先制するとエバン・ギャティスもタイムリーで2点を取ると、続く2回にもアレックス・ブレグマンやホゼ・アルトゥーベのタイムリーなどで4点を追加し序盤で6対0とリードした。しかし、先発のダラス・カイケルがチュ・シンスやカルロス・ペレスらにタイムリーを浴びて5回途中13安打6失点と精彩を欠いた。

5回終了時点で6対6の同点となった今試合は後半に両軍とも1点ずつを取り合って最終回を迎えた。試合の決勝点は予想外な形でアストロズにもたらされた。レンジャーズは4番手、キーオニー・ケラが登板。先頭打者のスプリンガーが四球で出塁すると敬遠や盗塁などで2死二・三塁のチャンスを迎える。ギャティスの打席時、ケラのボークでアストロズが勝ち越した。その後、チームはその裏、ヘクター・ロンドンが締めて試合終了。レンジャーズは相手を上回る16安打を放つもあと一歩及ばなかった。

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