トリニータ、下位に痛い黒星

【愛媛―大分】前半、シュートを放つ大分のFW後藤=ニンジニアスタジアム

 明治安田J2第18節第2日(10日・ニンジニアスタジアムほか=8試合)熊本を1―0で下した福岡が勝ち点35で得失点差の首位に浮上した。

 大分は松山市のニンジニアスタジアムで愛媛と対戦し、0―1で敗れた。通算成績は10勝4分け4敗(勝ち点34)で3位に順位を下げた。

 大分は第19節の16日午後6時から、長野県松本市の松本平広域公園総合球技場で松本と対戦する。

【大分0―1愛媛評】

好機をものにできないまま、大分は後半にPKで先制を許して敗れた。

 前半は大分ペースで進み、同13分には左からのクロスにFW後藤が合わせるなどしたが得点ならず。ゴールを奪えないまま後半に入った大分は20分、カウンター攻撃に出た愛媛にPKを与え、先制を許した。反撃を仕掛け続けた大分だったが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

 下位相手にPKで得点を許し、大分は第10節以来、8試合続けて守ってきた首位の座を明け渡した。片野坂知宏監督は「悔しい。責任を感じている。前半で仕留めたかった」と歯がゆさをにじませた。

 コンディション不調で前節と先発2選手が入れ替わった大分。得点機をものにできないまま、流れを失った。立ち上がりから相手守備を縫って攻めた前半だったが、好機を先制につなげられなかった。

 後半も序盤から相手ゴールを脅かし、同7分には右CKから決定的な場面をつくるなどしたが、得点は奪えずに時間ばかりが過ぎた。

 愛媛も攻勢を強める中、同19分に中央でボールを奪われ、ゴール前まで一気に攻め込まれた。スライディングして相手ボールを止めたMF宮阪政樹がハンドを取られ、相手PKへ。GK高木駿の逆に決められ、先制点を許した。

 反撃したかった大分だが、サイドへボールをつないでもクロスの精度不足や、愛媛にカットされる展開が続いた。終盤はシステム変更で打開も図ったが疲れも見え、得点の気配は影を潜めた。

 FW後藤優介は「相手の勢いにものみ込まれた。自分のミスで失点したことは許されないし、決定機も決めきれずに敗戦した。自分たちももっと闘志をむき出しにしなければ」と反省を繰り返した。

 順位は3位に後退したが、「目標はあくまでも勝ち点70で、プレーオフ進出」と片野坂監督。次節以降は上位勢との戦いが続く。指揮官は「目の前の試合で勝ち点を積み上げる準備をすることが大事」と切り替えた。

ミスをしてしまった

 大分トリニータ・片野坂知宏監督の話 (同じ3―4―3のシステムで)難しい試合になると覚悟していた。どちらが焦らずにできるかが大事になると思っていた中、われわれがミスをしてしまった。最後の細かい部分を突き詰めたい。

 MF川西翔太

 チャンスはあったが、ボールを受ける意識が少なく、崩しもうまくいかなかった。次からは調子のいい相手と対戦が続くので、しっかりと対応できるようにしたい。

Follow

大分合同新聞

on

©有限会社大分合同新聞社

ミニ事件簿が電子書籍に!

大分合同新聞夕刊の名物コーナー「ミニ事件簿」が電子書籍になりました! どこから読んでも「ゆるニュース」。 現在4種類を販売中!

ダウンロードはこちらから