現在のイングランド代表ではトッテナム所属の選手たちが重要な存在となっている。最前線ではハリー・ケイン、中盤ではデル・アリ、エリック・ダイアー、サイドバックでもキーラン・トリッピアー、ダニー・ローズがいる。11人中5人をトッテナムの選手で構成することができ、マウリシオ・ポチェッティーノが育てた選手たちはイングランド代表に欠かせない。
しかし、アーセナルで活躍した元イングランド代表DFトニー・アダムス氏は不安に感じているところがある。トッテナムの選手たちにクラブでタイトルを勝ち取った経験がないことだ。
英『The Sun』によると、同氏は「勝ち方を知らないのなら、W杯を制することはないだろう。トッテナムの選手たちを私は心配しているんだ。彼らは勝ち方を知らないと思う」とコメントしている。ケインやデル・アリの能力は評価しているようだが、タイトルを争うビッグマッチをクラブで十分に経験していないのは気がかりだ。
イングランド代表は若手も多いフレッシュなチームだが、同氏の恐れる経験不足がW杯本番でどう響いてくるか。