「2018年W杯で見るべき注目の守護神5人」

ワールドカップ開幕がいよいよ間近に迫ってきた。

ここでは、『sportskeeda』による「ワールドカップで注目すべきGKたち」を見てみよう。

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ティボー・クルトワ(チェルシー/ベルギー代表)

リヴァプールGKシモン・ミニョレとの競争を制し、ベルギーの守護神に君臨しているクルトワ。

彼は2011年にベルギー代表史上最年少でデビューすると、これまで50キャップ以上を記録してきた。

前回ブラジル大会でも準々決勝で敗退するまで全ての試合に出場。ベルギー代表はこの数年強化されてきており、今回さらに前進するかもしれない。

身長199cmのクルトワは今大会でも最も長身のGKのひとりだろう。

長身のおかげで空中戦に強く、相手のセットプレーにも落ち着いて対処できる。その反射能力と集中力によって、チームに落ち着きと集中をもたらす存在だ。

アリソン(ローマ/ブラジル代表)

同胞であるエデルソンはプレミア参戦1年目でマンチェスター・シティで素晴らしいシーズンを過ごしてリーグ優勝まで果たした。ただ、それでもセレソンの守護神の座はアリソンで揺るがない。

ローマでの2年目における彼は非常に影響力があり、支配的な存在となっている。セリエA34試合で15度のクリーンシート、1試合の平均数は0.79点を記録。また、ディストリビューションの成功率も83%をマークしている。

最も信頼できるGKのひとりであるアリソンにとって、ロシアでのプレーは名を上げる機会になるだろう。

そんな彼には多くのプレミアリーグのチームから関心が寄せられており、リヴァプールは特に熱心だとされている。

ローマでの印象的なパフォーマンスを見せた後だけに誰もがW杯の舞台での彼を見ることだろうし、見るのが楽しい選手のはずだ。

マヌエル・ノイアー(バイエルン/ドイツ代表)

ノイアーは今季4試合しかプレーしておらず、マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンらがチャンスを狙っている。

とはいえ、指揮官からの信頼は厚い。もしプレーするのに十分にフィットしていれば、スタメン入りしそうだ。

ファンたちは昨年のコンフェデ優勝に貢献したバルサの守護神を先発起用するようも求めるかもしれない。

だが、ノイアーの経験を考慮すれば、ヨアヒム・レーフ監督は喜んで彼を正GKに指名するだろう。

優勝した前回大会で「Golden Gloves」も受賞したのノイアーへの信頼は絶大であり、世界は彼に目を奪われるかもしれない。

ヴォイツェフ・シュチェスニ(ユヴェントス/ポーランド代表)

ユーヴェでブッフォンの控えだったシュチェスニ。だが、40歳の守護神は今季で引退する見込み。

来季、ポーランド人GKはよりプレータイムを得るだろう。そして、夏にはワールドカップデビューも果たす予定だ。

アーセナルでの元同僚であるウカシュ・ファビアニスキのほうが経験があり、彼は2006年大会もバックアッパーとして経験済み。

だが、シュチェスニは正GKの座を確立しており、スタメン起用されるだろう。28歳の彼はキャリアのピークを迎えている。

アーセナルではいくつかのミスと喫煙で話題になったが、イタリアで成熟した。PKセーブとショットストップに熟練しており、見るべきGKになるだろう。

ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド/スペイン代表)

デ・ヘアは今大会で「Golden Glove」を受賞するであろう筆頭候補だ。今季プレミアリーグで最多となる18度のクリーンシートを記録。

ただ、前回大会はイケル・カシージャスとペペ・レイナの後塵を拝し、役割を与えられなかった。今の彼はワールドカップデビューを果たそうとしており、すでにその能力は知られている。

驚異的なセーブだけでなく、ロングシュートにも強い。今季は1失点につき平均3.58回のセーブを記録し、成功率は86%。イングランドでも最も高いレートを叩き出しているひとりだ。

代表戦でも27試合で14度のクリーンシートをマークしている。世界最高のGKとして自らを知らしめ、スペインを高みに導く素晴らしい機会になるはずだ。

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