初夏の風物詩「白根大凧合戦」、地元特約店やメーカーなど参加

 新潟の初夏の風物詩の1つ、白根大凧合戦が7~11日まで新潟市南区の白根・西白根中ノ口川堤防上で開催された。鉄鋼業界からも地元特約店や金属加工メーカー、鉄骨ファブリケーター、鉄鋼物流等多数が祭りに協賛した。

 7日は白根側の五郎組から新日鉄住金、エムエム建材、藤田金屬が大凧を揚げた。

 8日は味方側の日吉丸組から三星金属工業、JFEスチール、福田組、北日本建材リースの大凧が揚がった。

 両日とも天候に恵まれ、絶好の合戦日和となった。畳24畳分の大凧が風に乗って勇壮に舞い、上空で相手方(対岸)の凧綱と交差させ、上手く絡んだ瞬間、力強い引き合いが幾度か行われた。

 実際に凧の揚げ手と一緒に土手を駆け、引き合いで懸命に綱を引いた初参加者は「初めての凧揚げですごい迫力だった。あれだけの大きな凧が鳥のように舞う姿を見て、揚げ方の本気の走りっぷりはただただ感動した」と振り返った。

 気合を入れて動きやすい服装で参加したメンバーも多く、「来年もぜひ参加したい」、「伝統ある行事にグループの一体感が生まれ、よい汗をかけた」と充実感を語る姿もあった。

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