橋本総業・女子テニス部所属の穂積、二宮選手、全仏オープンの女子複で準優勝

 橋本総業(社長・橋本政昭社長)の女子テニス部に所属する穂積絵莉選手と二宮真琴選手が、フランスで開催されたテニスの4大国際大会グランドスラムの一つ全仏オープンの女子ダブルスで準優勝を達成した。

 穂積・二宮組は今回ノーシードから躍進。準々決勝で今年の全豪オープンを制した第1シードのペアを破るなど次々とシードペアを破り、決勝に進出した。日本女子がダブルスで4大大会の決勝に進んだのは過去12回あるが、すべてが外国選手とのペア。今回、日本人の女子ペアとして初の4大大会制覇に挑んだが、10日に行われた決勝戦では第6シードのチェコのペアにセットカウント0―2で惜しくも敗れた。橋本社長は日本で観戦したが、大会前にビデオで応援メッセージを2人に送っていた。日本女子初の快挙にはあと一歩届かなかったが、両選手の健闘を讃えた。

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