きょう13日(水)は、北日本や北陸を中心に雨が降り、傘の出番となる。昼間も気温があまり上がらず、4月並みの肌寒さになる所もある見込み。一方、太平洋側や西日本は、広く梅雨の晴れ間となりそうだ。
北日本や北陸で雨、空気もひんやり
午前5時現在、北海道や東北の日本海側、北陸や山陰を中心に雨雲がかかっている。きょうは、北日本の日本海側や北陸を中心に雲に覆われ、雨の降る所が多くなりそうだ。日中は気温があまり上がらず、最高気温は札幌で12℃と4月中旬並み、青森は16℃、新潟は19℃でいずれも4月下旬並みの予想となっている。昼間も長袖が必要な肌寒さとなりそうだ。
関東甲信や東海 午後はにわか雨に注意
関東甲信や東海は晴れ間が出るが、午後は大気の状態が不安定になる。関東南部や甲信地方、静岡県の山沿いを中心に、にわか雨や雷雨がありそうだ。きのう12日(火)のように広い範囲で降ることはないものの、空模様の変化に注意したい。
西日本や沖縄 晴れて真夏日も
西日本は、山陰では雲が広がりやすいが、そのほかは晴れて気温が上昇する見込み。予想最高気温は、熊本県人吉で31℃、熊本や鹿児島は30℃など、真夏日になる所もありそうだ。梅雨の晴れ間は熱中症にかかる人が増えるため、こまめに水分や休憩をとるなど、対策を心がけたい。
(気象予報士・石上沙織)