JMU、JFEと共同開発のアレスト技術適用コンテナ船、10隻目を引き渡し

 造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は12日、呉事業所(広島県)で建造していた1万4千TEU級の大型コンテナ船「ワン・ストーク」を引き渡したと発表した。4月に日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業が統合したオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)向けでは初の新造コンテナ船となる。

 同船はJMUとJFEスチールが共同開発した構造アレスト技術で極厚ハイテン「YP460」を使い、積載量を大型化したシリーズ船。JMUが郵船から計15隻受注し16年から順次引き渡しているもので、今回が10隻目となる。

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