レイズ救援陣が9回1失点の好投 女房役ラモス決勝アーチ

【ブルージェイズ1-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ウィルソン・ラモスの8号2ランで先制したレイズが6投手による小刻みな好投でブルージェイズ打線をわずか1得点に抑え、4対1で快勝した。レイズは先発のライン・スタネックが2イニングをパーフェクトに抑える好投で「opener(試合の最初に投げる投手)」としての役割を果たし、2番手のオースティン・プルーイットは2回2/3を投げて1失点。プルーイットのあとを継いだジョニー・ベンタースは二死一、三塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜け、6回以降はチャズ・ロー、ホゼ・アルバラード、セルジオ・ロモの継投で逃げ切った。6投手を小刻みにつなぎ、ブルージェイズ打線に許したヒットは5本だけ。「ブルペン・デー」が見事にハマった快勝だった。

レイズは6人の投手を巧みに操ったラモスが3回裏に先制弾を放ち、6回裏にはジョーイ・ウェンドルとマレックス・スミスのタイムリーで2点を追加。小刻みな継投でブルージェイズ打線を1点に封じたため、結果的にはラモスの先制2ランが決勝点となった。レイズのケビン・キャッシュ監督は「今日の試合はブルペンの頑張りに尽きるね。彼らが一丸となって試合を作ってくれた」と救援陣の頑張りを高く評価。また、「ブルージェイズは勢いに乗った状態でウチとのシリーズを迎えていたからね」と語り、オリオールズ4連戦をスイープして自軍との3連戦を迎えたブルージェイズ相手に勝ち越しを決めたことに安堵の表情を浮かべていた。

© MLB Advanced Media, LP.