団体の枠超え、情報共有 学生ボランティアら連携組織

被災地支援や団体運営の課題などを話し合う大学生=10日、熊本市中央区

 熊本地震の被災地で活動する県内の学生ボランティア団体が10日、大学や団体の枠を超えて情報を共有する連携組織を発足させた。同日、熊本市中央区の市男女共同参画センターはあもにいで初会合を開き、学業との両立や活動をどう継続していくかなど課題を話し合った。

 地震発生から3年目を迎え、被災者のニーズの把握や団体の運営に関する悩みを共有して活動の活性化につなげる。初会合には、熊本大と県立大の計4団体8人が参加した。

 各団体が取り組む仮設団地での住民交流や農業支援などを報告。「卒業や就職活動で毎年メンバーが入れ替わる。設立当初の目的意識を受け継ぐのが難しい」「被災者のニーズの変化を感じるが情報収集には限界がある」などの声が上がった。

 県立大2年の岩奥礼奈さん(20)は「団体ごとの特色が見えて参考になった」。熊本大4年の大坂洋平さん(22)は「各団体が連携して活動を活性化させ、情報発信につなげたい」と話した。  今後さらに大学や団体を増やし、月1回の会合を開く。(堀江利雅)

(2018年6月13日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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