シールズが7回1失点の好投で2勝目 Wソックス快勝

【インディアンス1-5ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ヨアン・モンカダとヨルマー・サンチェスによる初回先頭からの二者連続本塁打などで3点を先制したホワイトソックスは、先発のジェームス・シールズが7回4安打1失点の好投。終始試合を優位に進めたホワイトソックスが地区首位のインディアンスを相手に5対1で快勝した。ホワイトソックスは1回裏にモンカダの9号先頭打者アーチ、サンチェスの4号ソロ、マット・デービッドソンのタイムリー二塁打で3点を先制し、5回裏にはデービッドソンとオマー・ナルバエスのタイムリー二塁打で2点を追加。シールズ降板後は8回をジェイス・フライが抑え、9回は3投手を起用する小刻みなリレーでインディアンスの反撃を断ち切った。好投しながらも打線の援護に恵まれない試合が目立っていたシールズは、日本時間3月30日の今季初登板以来となる2勝目をマークした。

「僕は今季のほとんどの登板で良いピッチングをしていると感じていたんだ。でも、なかなか勝ち星がついてこなかった」とシールズは率直な気持ちを口にした。「僕に勝ち星がつかなくても勝った試合もあった。結局はチームが勝てばいいんだよ」とシールズは自分に言い聞かせるように話していたが、地区首位のインディアンスを相手に7回1失点と好投し、待望の今季2勝目をマークした。シールズは昨季から腕のアングルを下げ、全盛期とは異なる投球フォームで投げるようになっているが、インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「腕のアングルが変わり、打者が戸惑っているみたいだね」とシールズの好投の要因を分析。「いい当たりを打たせず、我々をリズムに乗せてくれなかった」とベテラン右腕の好投に脱帽していた。

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