Dバックスが初回いきなり6得点 乱打戦を制して5連勝

【パイレーツ8-13ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

直近10試合で8勝2敗、4連勝中と好調のダイヤモンドバックスは、4連勝中の平均得点が9.5点と驚異的な得点能力を誇っている。そして、日本時間6月13日のパイレーツ戦でも、その強力打線が威力を発揮。初回に一挙6点を先制するなど、11安打に6四球と相手の3失策を絡め、13得点の猛攻で点の取り合いを制した。「1番・ライト」のジョン・ジェイは7回表にダメ押しの2号3ランを放つなど、3安打3打点3得点の大活躍。「7番・遊撃」のケテル・マーテイも初回に2点タイムリー三塁打を放つなど、2打数2安打3打点の活躍を見せた。パイレーツは先発のトレバー・ウィリアムスがバックの拙守に足を引っ張られ、3回8失点(自責点3)で降板。リリーフ陣も失点を重ね、12安打8得点の攻撃を勝利に繋げることはできなかった。

「初回がああいう感じだったから、こういう大味な試合になるような気がしていたんだ」とダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は荒れた試合を振り返った。初回に6点を先制したダイヤモンドバックスが3回までに8点を先行すると、パイレーツは4回表に一挙6得点。その後は両軍が点を取り合い、7回表終了時点で10対8とパイレーツが2点差まで追い上げたものの、7回裏に飛び出したジェイの2号3ランが試合の行方を決定付ける一発となった。「今は投手陣が打たれても、打線がなんとかしてくれる雰囲気がある」と語るロブロ。乱打戦を制した今日の勝利により今季最長の5連勝となったが、連勝中の平均得点はついに10点を超えた。なお、ダイヤモンドバックスの5番手として登板した平野佳寿は1回無失点の好投で13ホールド目を記録。これで17試合連続無失点となり、防御率は1.55となっている。

© MLB Advanced Media, LP.