ギャティスが5打点の活躍 アストロズは2度目の6連勝

【アストロズ6-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ア・リーグ西部地区首位のマリナーズを0.5ゲーム差で追うアストロズは5連勝中と勢いに乗っている。日本時間6月13日に敵地オークランド・コロシアムで行われたアスレチックス戦でも投打がしっかりと噛み合って勝利を収め、今季2度目の6連勝をマークした。先発のランス・マカラーズJr.は立ち上がりがやや不安定で、初回に暴投により先制を許し、2回裏にはスティーブン・ピスコッティに犠牲フライを許したものの、その後は立ち直って7回5安打2失点の好投。打線は1点ビハインドの2回表にカルロス・コレアの11号ソロとエバン・ギャティスの11号3ランで逆転に成功し、2点リードの5回表にはギャティスの2点タイムリー二塁打でリードを4点に広げた。リリーフ陣が8回裏に1点を返されたものの、最後はクローザーのケン・ジャイルズが締めくくって試合終了。ギャティスは一人で5打点を叩き出す大活躍を見せ、好投したマカラーズJr.は自己新記録となる8勝目をマークした。

5月上旬に打率が1割台に突入するなど、今季のギャティスはスタートダッシュに失敗。しかし、現在はすっかり不振から抜け出し、直近25試合では打率.287、10本塁打、29打点という好成績を残している。「先月からずっと調子が良いんだ」とギャティス。「ちょっと結果が出なかったときに自分の打撃を見失ってしまうことはよくあるけど、今は(数試合結果が出なくても)自分の打撃を維持できている」と自身の好調ぶりに手応えを感じているようだ。強力打線のなかで存在感を発揮するギャティスについて、コレアは「彼は打席において特別な存在だよ。打つべきボールを待って、それを逃すことがないんだ。最近の彼の活躍は本当に素晴らしいよね」と語る。ギャティスの活躍によりチームは6連勝。首位・マリナーズとの0.5ゲーム差をキープした。

© MLB Advanced Media, LP.