関西鉄筋工協組と圧接業協組、「出前講座」に工高生78人

 関西鉄筋工協組(理事長・岩田正吾正栄工業社長)と関西圧接業協組(同・足立真規太陽圧接社長)は11日、大阪市福島区の府立西野田工科高で鉄筋組立と鉄筋圧接の「出前講座」を開催した。

 受講したのは同校の建築都市工学系2年生78人。鉄筋工協組の戸田裕雄副理事長(戸田鉄筋社長)と足立圧接業協組理事長の挨拶に続き、講座担当者の「安全注意」などを聞いた後、8班に分かれて鉄筋組立と鉄筋圧接を体験した。

 鉄筋組立では高校生から受験できる「3級資格試験」と同等の作業を体験。鉄筋圧接では数種類の鉄筋接着方法や、圧接の原理などを聞いた後、指導者の補助を受けながら実際の圧接作業を体験した。

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