『Calciomercato』など各メディアは12日、「ミランのマルコ・ファッソーネCEOは、ユヴェントスのモデルに倣うと話した」と報じた。
現在イタリア・セリエAを7連覇しているユヴェントス。今季はナポリとギリギリまで競り合ったものの、最後に安定した実力を見せつけた。
今季もチャンピオンズリーグ出場権に手が届かなかったミランのファッソーネCEOは以下のように話し、ユヴェントスとは大きな差があると語ったという。
マルコ・ファッソーネ 「ミランとインテルは、長い間親しい2つの家族と関係してきた。
シルヴィオ・ベルルスコーニは31年間、マッシモ・モラッティも同じくらいの間、勝利のモデルを作ってきた。
それが全盛期のミランとインテルのキャラクターを作ってきた。ただ、ユヴェントスはそうではなかった。
「家族モデル」はもはや存在できない形だ。ミラノの2つのクラブとローマは、国外のオーナーを選んだ。インテルは2回、エリック・トヒルと蘇寧グループだ。
ベルルスコーニとモラッティは、勝利と成功をもたらしてきた。経済的に、経営的には疑問を持たれるものだったとしてもだ。
2013年以降、ミランとインテルは新しいビジネスに直面してきた。
インテルは、ミランの鏡である。彼らは5年間で競争に戻るためにあらゆることをやり、そして成功してきた。
しかし、我々はユヴェントスから比較すれば遅れている。
我々は彼らから何かを得なければならないし、サッカーのシステム全体に統合される必要がある。
スクデット7連覇は、イタリアのサッカーの競争力という点ではあまり良くはないが、ユヴェントスにとってはいい結果だ。
インテルとミランがユヴェントスからこれほど差をつけられているのは残念だ。ギャップを埋めることは簡単ではない。
繰り返すが、我々は彼ら(ユヴェントス)に倣おうとしていくだろう」