気象庁は14日、向こう1か月の予報を発表した。東日本の太平洋側や西日本は、前線や湿った空気の影響を受けにくい予想となっている。このため、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多くなりそうだ。
また、東・西日本は暖かい空気に覆われやすいため、6月末以降は気温が平年より高くなる見通しで、7月前半は盛夏に先駆ける形で暑さが本格化する可能性がある。
沖縄は週末にかけて大雨 来週は暑さ厳しい
週別の気温予想によると、1週目(16日~22日)の気温は、北~西日本は平年並みだが、沖縄・奄美は平年並みか高い予想となっている。
特に、沖縄では20日(水)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなるとして、沖縄気象台は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理や熱中症に注意するよう呼びかけている。なお、沖縄・奄美は22日頃まで前線や湿った空気の影響を受けやすく、この期間に梅雨末期の大雨が集中する可能性があるので注意が必要だ。