Wソックス・コビーが堂々たる投球でバウアーに投げ勝ち

【インディアンス2-3ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

トレバー・バウアー(インディアンス)とディラン・コビー(ホワイトソックス)の両先発で始まった一戦は、バウアーが球団史上3人目となる4試合連続2ケタ奪三振を記録するなど、8回途中まで118球を投げ、被安打4、奪三振12、与四球2、失点3の力投を披露。しかし、コビーは10安打を浴びながらも8回途中まで87球という省エネ投球でインディアンスを2得点に抑え、バウアーに投げ勝った。ホワイトソックス打線は5回裏にチャーリー・ティルソンのタイムリー三塁打などで2点を先制し、6回裏にはケバン・スミスのタイムリーで1点を追加。インディアンスは毎回のように走者を出し、ホワイトソックス(4安打)の3倍以上となる14安打を放ちながらも、得点圏で13打数2安打に終わるなど拙攻に次ぐ拙攻で、3点のビハインドを跳ね返すことができなかった。

コビーは7回までインディアンス打線を無得点に抑えたものの、8回表に連打で無死一、二塁のピンチを背負ったところで降板。2番手のジェイス・フライがエドウィン・エンカーナシオンとヨンダー・アロンゾにタイムリーを浴び、自身には2失点が記録されたが、「彼は素晴らしいシーズンを過ごしている。タフな状況を彼に残してしまったけど、彼は出来る限りのピッチングでピンチを凌いでくれた」と連続三振で同点のピンチを切り抜けたフライへの感謝を口にした。自身のピッチングについては「自分の投球フォームやボールに関しては非常に満足している。変化球でストライクを取ることもできているし、今は全てが良い感じだよ」と述べ、自身の好調ぶりを実感しているようだ。今季は6先発で3勝1敗、防御率2.29の好成績をマーク。今やホワイトソックスの先発ローテーションに必要不可欠な存在となっている。

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