マーリー好投 レッズが試合終盤の猛攻で完封勝利

【レッズ7-0ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

両軍無得点で試合終盤を迎えた一戦は、7回以降に打線が爆発したレッズが7対0で完封勝利を収めた。レッズ先発のタイラー・マーリーはわずか1奪三振ながら打たせて取るピッチングでアウトを積み重ね、7回途中まで88球を投げて被安打3、無失点の好投。一方、ロイヤルズ先発のジェイソン・ハメルも6回までレッズ打線を無得点に抑えたが、7回表にエラー絡みで2点の先制を許し、8回途中3失点(自責点2)でマウンドを降りた。8回表にホゼ・ペラザのタイムリーでリードを3点に広げたレッズは、9回表に無死満塁のチャンスを作り、アダム・デュバルの11号グランドスラムで勝負あり。マーリー降板後は4人のリリーバーを小刻みにつなぎ、完封リレーを完成させた。

7回途中無失点の好投で5勝目をマークしたマーリーは「必要なときに必要なボールをしっかり投げることができた」と自身のピッチングを振り返った。相手先発のハメルも好投し、なかなか先制点を奪えない状況が続いたが、「打線がいつか点を取ってくれると思っていたし、それまではゼロに抑えようと思っていた。打線が点を取るまでマウンドにいることができて良かったよ。守備もいつものように僕を助けてくれた」と打線への信頼を口にし、バックの好守に感謝した。ジム・リグルマン監督代行は「タイラー(・マーリー)は素晴らしい仕事をしてくれたね。ブルペンも見事なピッチングだった」と投手陣の頑張りを絶賛。レッズはロイヤルズ打線を2試合合計でわずか1得点に抑え、敵地での2連戦をスイープした。

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