座敷わらし悪用、ラインで拡散 地元関係者困惑/岩手・二戸

 「座敷わらしの宿」として全国的に有名な岩手県二戸市金田一の温泉旅館「緑風荘」で撮影された観光ポスターの写真に、「岩手県で撮影された、本物の座敷わらし」との説明文を付けた投稿が、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で拡散していることが14日、分かった。投稿には、不審なウェブサイトに誘導するホームページアドレスも載っており、地元関係者が困惑している。

 市によると、投稿に掲載されているのは、市が20年以上前に制作したポスターの写真。当時の緑風荘の「槐の間」に和服姿の子どもが立っている様子が写されている。

 投稿には、画像とともに「イイネ&シェアしないと呪いにかかります。逆に、イイネ&シェアした者には幸運が訪れ、家に富をもたらすなどと言われています」といった記述がある。「いいね」の件数は、14日現在で30万件近くに達している。

 緑風荘の五日市敬取締役は「うちとは関係のない投稿。何かの被害に遭う人が出なければいいなと思っている」と困惑気味。市商工観光流通課の泉山茂利樹課長も「チェーンメール的な広がりは良くない」と悪影響を懸念する。

 岩手県警サイバー犯罪対策課は「犯罪に巻き込まれたり、個人情報を抜き取られたりする恐れもある。不審なアドレスは不用意にクリックしないで」と呼び掛けている。

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