雲仙・小浜ガイドブック住民制作 県外誘客へ 交通ルートなど紹介

 長崎県外からの誘客を図ろうと、雲仙市小浜町の住民有志が自主制作した「新・小浜温泉ガイドブック」が6月、完成した。これまで温泉街で配布されていた「来てから見る」案内図だけではなく、東京などから同町までの行き方に重点を置き、飛行機の時刻表や長崎空港からのアクセスなどを掲載。制作委メンバーは「ガイドブックを手に、全国各地から小浜に足を運んでほしい」としている。
 「そもそも小浜ってどこにあるの」-。10年前、横浜市から同町に移住してきた設計事務所代表の佐藤博美さん(72)が、県外の友人らに移住先を説明するときによく言われてきた言葉だ。「長崎は分かるが小浜の場所を知らない人が多い。行き方まで網羅した案内図が必要」と感じた佐藤さん。3月、住民らと「新・小浜温泉ガイドブックを創ろう会」を立ち上げた。
 メンバーは週1回集まり、掲載する写真や内容など議論を重ねてきた。ガイドブックには、羽田-長崎間の飛行機の時刻表と、それに合った長崎空港から小浜温泉街までのバス便、レンタカーを使った場合の陸路などを掲載。年間を通じたイベントや旬の味覚も紹介している。イベントやバス会社のQRコードを掲載し、スマートフォンで読み込むことで最新の交通情報などにも対応できるようにした。
 ガイドブックはA5判変型サイズで1500部作成。県外者をターゲットにするため、東京の県事務所や県アンテナショップ「日本橋長崎館」などで配布する。また、県外就職を控えた地元高校生にも配る予定だ。佐藤さんは「自然や温泉といった小浜の魅力を他県の人に知ってもらいたい。多くの人が足を運び、観光活性化につながってほしい」と話した。

完成した「新・小浜温泉ガイドブック」
掲載する写真などを選ぶ佐藤さん(中央)ら制作委メンバー=雲仙市小浜町

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