霞ケ浦導水 魚類迷入防止へ説明会 水戸で国交省 漁協と試験内容共有

魚類迷入試験施設の整備予定地の那珂川河川敷を視察する漁協関係者=水戸市渡里町

国と那珂川流域の4漁協・栃木県の漁連が和解した霞ケ浦導水事業を巡り、国土交通省は14日、那珂川取水口(水戸市渡里町)への魚類迷入試験施設整備に向けた説明会を現地で開き、関係漁協から18人が出席して完成イメージや試験の内容を共有した。今回参加できなかった2漁協への説明を経て整備着手を検討する。

同施設の幅は26・6メートルあり4水門で構成。ふ化したばかりのアユなどの吸い込みを防ぐ5〜15ミリ角の網目の「迷入防止スクリーン」、ハゼなどの魚返し、カニなどを逃がす誘導ロープ、稚アユを寄せ付けない吹き流しを設置する。

試験は那珂川と霞ケ浦の間で水が行き来する「本格運用」まで実施。効果を漁協と検証した上で、最終的には幅と門の数を倍にし、迷入防止施設を完成させる予定だ。

説明会後、那珂川第一漁協(同市)の小林益三組合長(80)は「効果を注視し(迷込防止へ)国とよく話し合いたい」と述べた。(今井俊太郎)

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