中山間地にも育児支援 中津市が巡回で保護者ら交流の場

ベビーマッサージに取り組む親子=中津市耶馬渓町の耶馬渓高齢者センター

 地域子育て支援拠点が近くにない中山間地域で、中津市は4月から、保育所などに通っていない乳幼児とその保護者らが遊んだり仲間づくりができる場を提供する「ともだちひろば」を始めた。本耶馬渓、耶馬渓、山国の3地域を巡回し、公民館などの公共施設で月に4回定期開催。過疎、少子化が進むエリアの子育てを応援していく。

 旧市内の支援拠点から保育士らが絵本やおもちゃを持参して出張。読み聞かせやベビーマッサージを指導し、育児相談に応じる。11日には耶馬渓高齢者センターで開催。親子4組が楽しく過ごした。耶馬渓町平田の佐野亜由美さん(32)は、長女の薫ちゃん(5カ月)と2回目の参加。「近くに住むお母さんたちと知り合える場ができてうれしい」と笑顔で話した。

 市内には現在、地域子育て支援拠点が旧市内に5カ所、児童館が旧下毛地域の三光に1カ所ある。それぞれ親子が遊ぶスペースがあり支援員が常駐。随時サークル活動やイベントを開き、子育ての悩みも相談できる。一方で支援拠点がない旧下毛地域のエリアでは、唯一あった子育てサークルが3月で休止し、支援の手が薄くなっていた。

 市子育て支援課は「対象親子は多くないが、だからこそ孤独にならないよう支援が必要。イベントを企画したり、支所の保健師とも連携するなど参加しやすいよう工夫していきたい」としている。

 7月までの予定は▽本耶馬渓公民館(6月18日、7月20日)▽耶馬渓高齢者センター(6月26日、7月10、24日)▽山国社会福祉センター(7月3日)。いずれも午前10時半から正午まで。問い合わせは同課(TEL0979・22・1129)。

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