恵みの雨やっと・・・沖縄 渡嘉敷島は夜間断水回避

 梅雨入り以降も少雨傾向が続く沖縄地方は14日、梅雨前線と低気圧の影響で、各地でまとまった雨が降った。渡嘉敷では午前10時50分までの1時間に40・5ミリの激しい雨を観測。午後6時半までの24時間雨量は101ミリだった。渡嘉敷村は同日、検討していた夜間断水を見送る方針を決めた。

 同村で30ミリを超えるまとまった雨が降ったのは5月21日以来、24日ぶり。恩納堰せきなど三つある貯水池の合計貯水率は13日時点で36・3%まで減少していたが、14日には77・8%と大幅に改善した。

 4日から夜間断水を実施している座間味村でも14日午後6時半までの24時間で、61・5ミリの雨が降った。同日、座間味ダムの貯水率は45・3%で前日比2・11ポイント改善。村阿嘉のウタハ堰せきは34・19%で同3・6ポイント増えた。村の担当者は「今週末まで雨を見込んでおり、断水解除については、貯水率の推移を見ながら検討したい」と述べた。

 沖縄地方は向こう1週間、熱帯低気圧や梅雨前線の影響で、雨の日が多い。

熱帯低気圧 きょう台風へ

 気象庁は14日、南シナ海の熱帯低気圧が24時間以内に台風となり、15日には先島諸島に接近する見込みだと発表した。沖縄地方は非常に激しい雨が降り、強風で海が荒れる恐れもある。

 熱帯低気圧は14日午後3時現在、台湾付近(南シナ海の北緯22度0分、東経119度10分)にあって、1時間に約15キロの速さで東北東へ進んでいる。

 中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。

 沖縄本島地方と先島諸島では15日にかけて、多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が雷を伴って降る見込み。気象庁は、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けている。

激しい雨の中、力走する南九州高校陸上大会の選手たち=14日午前、沖縄市・県総合運動公園陸上競技場(下地広也撮影)
熱帯低気圧

©株式会社沖縄タイムス社

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