豊作願う 日田・小野地区 水路復旧、田植え

無事だった水田で田植えをする小野谷の組合員=日田市小野地区

 昨年の福岡・大分豪雨で甚大な被害を受けた日田市小野地区の水田36ヘクタールのうち、約8割が植え付けできるようになった。地元農事組合法人によると、損壊していた水路も仮設整備され、無事だった田に水が行き渡っている。

 豪雨で6~8ヘクタールに土砂や流木が堆積し、植え付けられない状態になった。損壊した水路もあったが、大部分は5月半ばまでに応急工事を終え、水を引き込んだ。

 今月、多くの水田で田植えが行われた。同地区で土づくり、田植え、刈り取りを受託する農事組合法人「小野谷(おのだに)」の組合員は12日、被害を免れた16アールで植え付けた。

 田を所有する井上正一郎さん(64)は、豪雨による大規模土砂崩れで20アールが作付けできない状態。「今年は豪雨や台風がないといいけど」と願った。冷川睦男事務局長(64)は「生きている田んぼには全て田植えができ、ほっとした」と話した。

 小野谷などによると、植え付けできない田の復旧には2、3年ほどかかる見通しという。

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