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 日本人のジャーナリスト、Willie Whopperさん(ペンネーム)による「日本におけるブラジル音楽の歴史、1938年から2018年」と題された講演が、19日午後7時半から「SECS Centro de Pesquisa e Formação」(Rua Dr. Plínio Barreto, 285 – 4º andar, Bela Vista)で行われる。Willieさんは『リアル・ブラジル音楽』『音楽でたどるブラジル』などの著者で、ブラジル音楽に精通。これまでにブラジル大使館で講演したこともある。今回は日本におけるブラジル音楽の軌跡を紹介する。参加希望者はサイト(http://centrodepesquisaeformacao.sescsp.org.br/atividade/historia-da-musica-brasileira-no-japao-de-1938-a-2018)から事前申し込みすること。
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 日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第43号が6月に刊行された。「物は世につれ…」(梅崎嘉明)には、本紙コラムで昔「いつ頃から移民はパンツをはく様になったか」という問いかけがあったのに答え、《その頃の青少年はパンツの言葉は知っていてもあまり使わず、普及したのは戦後のようだ》とある。梅崎さんは1932年に10歳で渡伯した子供移民。神戸の移民収容所では《上陸の折には着物を使用しないで洋服にしてもらいたいとか、初歩的なブラジル語を教えたりしていた。パンツまでは強要していなかった》とのこと。《私のオヤジなどは入植後もずっと褌に地下足袋、巻きゲートルで仕事を続けていた》とも。サントス港で笠戸丸から下りた移民たちも、洋服は着ているが下は褌だったようだ。さすが生き字引だけあって貴重な証言。そのようなエッセイが36篇も。問合せは日毎叢書企画出版(電話11・3341・2113)まで。

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