コープふくしま・福島県南生協、みやぎ生協との合併議決 東北初の県境越えた合併正式決定

 2019年3月が予定されているみやぎ生協(仙台市)とコープふくしま(福島市)、福島県南生協(福島県矢吹町)の合併が14日、正式に決定した。既に合併を決めたみやぎ生協に続き、コープふくしまと福島県南生協が同日、通常総代会で関連議案を議決。東北では初となる県境を越えた生協の合併によって経営基盤を強化し、事業の共同化・効率化を図る。

 19年3月21日に誕生する新組織の名称は「みやぎ生協」とし、現在のみやぎ生協の宮本弘理事長がトップに就く見通し。福島県内の組合員活動などに対応するため「福島県本部」を設置する。同県内の店舗や共同購入センターの通称は「コープふくしま」を使用する予定。

 想定する組合員は100万人。売上高に当たる供給高は1300億円で、このうち店舗事業は870億円、共同購入事業は384億円を見込む。事業所数は約80となり、組合員からの出店ニーズが高い郡山市への進出なども視野に入れる。

 小売業界の競争が激化している宮城、福島両県の戦略について、コープふくしまの今野順夫理事長は「合併によって事業や生協活動を活発にして組合員の生活を守り、地域社会での役割を果たす」と語った。

 県境を越えた生協同士の合併は、兵庫県と大阪府の2生協による「コープこうべ」など全国に三つの先行事例がある。

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河北新報

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