<仮想通貨>監視プログラム「マイニング」悪用 3人逮捕、1人書類送検 宮城県警、全国初

宮城県警が公開したパソコンなどの押収品=泉署

 仮想通貨の取引をインターネット上で監視するプログラム「マイニング」を悪用したとして、宮城県警サイバー犯罪対策課は14日までに、不正指令電磁的記録作成・同供用の疑いで、兵庫県尼崎市の無職男(24)=公判中=を逮捕、同保管の疑いで、東京都新宿区の男性会社役員(24)を書類送検した。また、県警や神奈川県警などの合同捜査本部は同保管・同供用の疑いで、男2人を逮捕した。マイニングを悪用した事件の摘発は全国で初めて。

 合同捜査本部に逮捕されたのは、ウェブサイト運営業荻野剛生(31)=神奈川県平塚市=、会社役員中西律人(37)=三重県いなべ市=の両容疑者。

 男の逮捕容疑は2月3日、オンラインゲームを有利に進めるアイテムと偽ったプログラムを他人にダウンロードさせ、不正にマイニングをさせた疑い。会社役員の送検容疑は5月16日、自分が管理するアダルトサイトをマイニングのために細工した疑い。

 荻野、中西両容疑者の逮捕容疑は昨年9月~今年2月、それぞれが運営するウェブサイトを細工し、不正にマイニングをさせた疑い。4人とも「罪に当たるとは思わなかった」と容疑を一部否認している。

 仮想通貨運営会社は取引の正しさを証明するため利用者にマイニングをしてもらい、報酬として少額の仮想通貨を与える。4人は利益を上げるため、不特定多数のサイト閲覧者らにマイニングを手伝わせる狙いがあったとみられる。

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河北新報

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