東西南北

 サッカーのW杯が14日に開幕。開会式後は早速、オープニング・ゲームのロシア対サウジアラビアが行われ、ロシアが5―0で快勝。開催国の意地を見せた。この試合に、ブラジル人選手のマリオ・フェルナンデスがロシアの右サイドで先発し、最後までグラウンドで雄姿を見せた。サンパウロ州サンカエターノ・ド・スル出身で、ブラジルではグレミオで2012年までプレーしていた。マリオはブラジルのセレソンにも何度か召集され、1試合だけだが、親善試合に出場した経験もある。だが、既に6年プレーし続けているモスクワのクラブ、CSKAに愛着を覚え、同国選手として帰化、出場している。そんな彼にとって、この日は忘れられない1日になったのでは。
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 ブラジルでは今一つ、事前の盛り上がりに欠けていると報じられるW杯。だが、隣国アルゼンチンでは、チュブットと呼ばれる地方の囚人グループが、「ケーブルTVでW杯の試合を見せてくれ」とハンガー・ストライキを行って話題を呼んだ。だが13日、この訴えを認めない判決が裁判所で下されることとなった。裁判所の判決は妥当だと思われるが、本来の南米人らしい、サッカー狂のエピソードではある。
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 W杯でセレソンの試合が行われることが決まっている、平日の22日と27日について。午前中に試合のある22日は、銀行が13時に開くのをはじめ、ポウパテンポやデトランも14時から開くという。逆に午後に試合のある27日は、これらの機関が12時、もしくは13時には閉まる。学校でも州立校は22日の午前、27日は午後が休校になるという。

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