黒木瞳が舘ひろしに伝授した滑舌を良くする秘訣

6月8日放送 ゲスト:俳優 舘ひろし 第5回

終わった人

映画「終わった人」6月9日(土)ロードショー(C)2018「終わった人」製作委員会

現在上映中で話題となっている映画『終わった人』。原作は内館牧子の同名小説で主演は舘ひろし。これまでドラマや映画で幅広い役どころを演じてきた舘だが、ここでは大手銀行の出世コースから外れ、そのまま定年退職した元会社員に扮する。監督は『リング』などホラー映画で知られる中田秀夫監督。

黒木)舘さん、映画『終わった人』の見どころを教えてください。

舘)タイトルは『終わった人』なんだけれども、やはり人生は終わらない。終わったという意識のなかで、本当は終わっていなくてもがいていくのです。

黒木)終わっちゃいけないんですよね、人って。それを教えてくれているような、応援歌になっているような映画ですね。

舘)そうね。人って終わらないってことじゃないかなという気がしますね。

黒木)私も拝見させて頂きましたけれども、舘さん扮する壮介さんが本当に可愛らしいんですよね。

舘)そうですかね?

黒木)「恋ができるかもしれない」と妄想したり。

舘)妄想の塊ですね。妄想族って言われている。でも黒木さんと一緒にできてよかったです。

黒木)私も久しぶりに面白いというかいままでに観たことのない舘さんのお芝居を拝見させて頂いて、勉強になりました。

舘)今回は黒木さんから滑舌の「あえいうえおあお」を教えて頂きました。

黒木)私もいまでもやります。言いにくい台詞とか。

舘)この間アナウンサーの人に会ってそれを言ったら、「それは私もやっています」って。ですからやろうと思っているんですけどなかなかできなくて。台詞を言うときだけ突然やるのですがそれでは間に合わない。

黒木)でも間際でも、けっこう効果が出るんですよ。

舘)言えるんですよね。ありがとうございました。今回の僕の収穫はそれでした。

黒木)いえ。舘さんは映画は劇場に行かれますか?

舘)行かないですね。何故かというと、お芝居とかあまり興味がなくて、映像が好きなんですね。カメラワークどうなっているんだろうと気になってしまって、巻き戻したくなっちゃう。映画はそれができないのでDVDになったりしてから観るのが好きですね。

黒木)それはやっぱりどういう風に撮っているのかなというのがメインで?

舘)脚本もそうですし、作っていく過程が好きなんですね。だから俳優としてよりも、映画なりドラマなりを作っていくことに参加している自分が好きなんでしょうね。

黒木)わかります。映画を撮ろうという気持ちはおありですか?

舘)全くないですね。俺みたいな俳優がいたら腹が立つもの。なんだか質問したり、こうしたいああしたいとか言うじゃない。監督って全ての質問に明確に答えなきゃいけないから、そこまでの頭が俺には無くて、質問することはできるのですけれど、質問に答えることはできない。そう思うと監督は無理だなと思います。

舘ひろし/俳優・シンガーソングライター

1950年、愛知県名古屋市出身。
1975年、原宿・表参道を拠点としたバイクチーム「クールス」を結成。選抜メンバーで結成されたロックバンド「クールス」のボーカルとしてレコードデビュー。その後ソロデビューし、シンガーソングライターとして活躍。
1976年、映画「暴力教室」で俳優デビュー。
数々の映画・ドラマに出演し、「西部警察」への出演を機に渡哲也さんと出会い、石原プロモーションへ入社。アクションからコメディまで幅広い役柄で数々の作品に出演。

(2018年6月8日放送分より)

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