吉丸、一川両氏に熊日賞 長年の活躍たたえる

「大事なのは情熱を持続させること」と語る吉丸良治さん=熊本市中央区
「一生かかってなぎなたを好きになってほしい」と教え子に期待する一川治子さん=熊本市中央区

 熊本日日新聞社は第68回熊日賞を吉丸良治氏(文化)、一川治子氏(スポーツ)に贈呈すると発表した。同賞は学術、教育、文化、スポーツ、社会などの各分野で長年にわたって活躍し、地域の発展などに貢献した個人や団体に同社が贈っている。

 熊本県文化協会名誉会長の吉丸良治[よしまる・りょうじ]氏は1966年、中央大法学部卒。県商工観光労働部長などを歴任した後、98年県伝統工芸館長に就任。2006年から10年間永青文庫常務理事、08年から7年間熊本ルネッサンス県民運動本部会長、12年から6年間、県文化協会会長を務める。熊本の歴史と伝統文化を現代に再認識させる取り組みに尽力し、県伝統工芸館時代には小代焼、天草陶磁器、肥後象がんを国指定伝統工芸品とする活動を成功させた。

 熊本ルネッサンス県民運動では、永青文庫(東京)の県立美術館での常設展示の実現や熊本大永青文庫研究センター創設に貢献したほか、祭りの「みずあかり」や「坪井川園遊会」を定着させた。熊本市在住。79歳。

 熊本県なぎなた連盟副会長の一川治子[いちかわ・みちこ]氏は1965年、県保母養成所卒。剣道師範だった父・格治氏の勧めでなぎなたを始め、71年に熊本武道館なぎなた講師となる。79年の都道府県対抗大会に大将として出場し、初優勝。以後86年まで熊本県の8連覇に貢献した。91年には熊本西高の体育コースなぎなた専攻講師に就任、なぎなた部監督として、全国高校総体では5連覇を含む歴代最多の7回の優勝に導いた。

 96年から現職。98~2006年と08~12年には全日本なぎなた連盟理事を務め、普及発展に尽力した。95年全日本なぎなた連盟優秀指導者賞、98年熊日スポーツ賞指導者賞、05年文部科学省生涯スポーツ功労者賞受賞。熊本市在住。74歳。

 贈呈式は7月5日(木)午前11時から、熊本市中央区のホテル日航熊本で行い、顕彰盾と副賞50万円を贈ります。

©株式会社熊本日日新聞社

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