自治体の全国広報コンクール ひたちなか市 写真部門2位

市役所で市報展 来月末まで

受賞作品を手にする菊本翔平さん=ひたちなか市役所那珂湊支所

自治体の広報紙などを対象にした「2018年全国広報コンクール」の「広報写真一枚写真部」でひたちなか市が、2位となる入選1席を受賞した。三世代交流イベントでスイカ割りに成功した少年と一緒に喜ぶ住民を収めた。これを記念し、歴代市報の表紙の一部や職員が撮りためた取材写真の展示を市役所で開催している。

受賞作品は「市報ひたちなか」の昨年8月10日号の表紙。自治会活動の特集記事に合わせ、三世代交流会を撮った。スイカを真っ二つにしてガッツポーズする小学生と手をたたいて喜ぶ住民の姿を捉えた。

撮影者は市広報広聴課の菊本翔平さん(29)で、「生き生きした表情と現場の空気感を伝えられた」と振り返る。

自治会の取材では「人のつながり」を挙げる市民が多く、このキーワードを表現できる写真を狙った。ただ現場ではスイカがうまく割れず苦戦した。6個のうち最後の1個で完璧に割れ、この時の1枚が表紙になった。菊本さんは「周りも自分も応援に熱が入っていた。みんなで撮ったようなもの」と話す。約20分間で撮影枚数は約500枚に上った。

広報紙について菊本さんは「写真次第では、どんなによい内容でも伝わらなくなってしまう」と説く。その上で「見る人の心を動かし、手に取りたくなるような広報写真を撮りたい」と語る。

市では受賞を記念し、7月31日まで市報展を開催中。市役所本庁では広報紙未使用も含めた写真を、那珂湊支所では、同市が誕生した1994年11月から現在までの市報564号分のうち約100本以上の記事・写真を展示している。(斉藤明成)

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