得点力アップに注力する49eresのQBガロポロ

サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/John Hefti】

ジミー・ガロポロが正クオーターバック(QB)となって以降にサンフランシスコ・49ersが無傷の5連勝を飾ったのは広く知られている。それに関して周囲からの不平不満はほとんどなかったが、細部にこだわるガロポロには気になる部分が一つあるようだ。それはレッドゾーン内での効率性だという。

ガロポロは現地13日(水)、『NBC Bay Area(NBCベイエリア)』のレポーターに「全体的な攻撃として、チームにとって大きいのはエンドゾーンでどうフィニッシュするかだ」と語った。

49ersのエースQBは続けて次のようにも明かしている。

「昨年は思っていた以上にショートで止められてしまうことが多かった。今回のOTA(チーム合同練習)やミニキャンプではエンドゾーンのフィニッシュをメインとした良い練習ができたと思っている。ドライブの終え方といったようなことだ」

『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、49ersはガロポロのドライブの60%で得点を決めており、これは2017年度のリーグ平均の倍近い数字となっている。比較対象としてニューイングランド・ペイトリオッツを挙げると、ペイトリオッツはQBトム・ブレイディによるドライブの52.8%で得点を稼いでいる。

データサンプル量の違いは別として、上記統計を逆の視点から読み解くと、多くのスコアリングドライブはフィールドゴールだとも言える。

ガロポロが49ersで最初にQBを務めた試合では、レッドゾーン内の5回のポゼッションは一度もフィールドゴールに結びついていない。ガロポロが先発した5試合で20ヤードライン以内に攻め込んだのは24回あり、チームはタッチダウン11回、フィールドゴール12回を決め、インターセプトは1回だった。

ガロポロは「それは得点するためのプレーなんだ。7点になるか、3点になるかだからね。この意味が分かるだろうか? こういうプレーは本当に重要だってことさ」と話している。

ワイドレシーバー(WR)ピエール・ガーソンが故障から復帰し、タイトエンド(TE)のギャレット・セレクやジョージ・キトルらの起用を増やすことでレッドゾーン内でのパス攻撃はさらに向上するはずだ。49ersはオフシーズンを通してヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンの戦略を学ぶことで、ガロポロのプレーをフィールドゴールにとどめず、最終的にタッチダウンへと進化させることを期待している。

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©NFLJapan.com

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