建設現場にICTを 秋田県の産官、普及目指し研修会

秋田県内の建設業者がICT重機の使い方を学んだ

 建設分野における情報通信技術(ICT)の活用や普及を目指す秋田県の産官連携組織「ICT東北推進協議会(アイ・アカデミー恋地(こいじ))」は11~13日、同県五城目町の旧恋地スキー場で建設業者向けのモデル研修会を開いた。

 県内の建設業者10人が参加。13日には、事前にドローンやレーザースキャナーを用いて作製した3Dデータを基に道路工事を行う想定で、最新のICT油圧ショベルを体験。自動入力した図面データ通りにショベル制御するオート機能や、すくった土の重量などが表示される運転席モニターの使い方などを学んだ。

 秋田市の建設業菅原菜々美さん(24)は「図面通りに自動で動いてくれて、これなら事故やミスもないだろうと感じた。ドローンなどを活用すれば測量などで人手が少なくても済むのも魅力的」と話した。

 県建設業協会の荒川英俊専務理事は「実際にドローンや重機を動かしてICTを学べる場は他にない。技術養成の場として、全国から人が集まるようになるといい」と語った。

 今回の参加者アンケートの結果などを踏まえて研修内容を調整し、8月にはICT研修を希望する建設業者を全国から募る予定だ。

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河北新報

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