<岩手・宮城内陸地震10年>消えぬ悲しみ 詰まる言葉

7人が亡くなった駒の湯温泉の慰霊碑前で、地震発生時刻の午前8時43分に合わせ黙とうする遺族や地区住民ら=14日、栗原市栗駒耕英

 死者17人、行方不明者6人を出した岩手・宮城内陸地震は14日、発生から10年を迎えた。

 最大被災地の宮城県栗原市では、7人が犠牲となった栗駒耕英地区の駒の湯温泉や花山地区それぞれの慰霊碑に遺族が集まり、発生時刻の午前8時43分のサイレンに合わせて黙とうした。

 市栗原文化会館で開かれた追悼式には約300人が参列。遺族代表あいさつで、母と兄を亡くした駒の湯温泉の菅原昭夫さん(62)は「あの日のことをいっときも忘れたことはなく、悲しみが消えることはない」と言葉を詰まらせた。

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