アーケードの天井崩れ鉄骨が落下/三沢

天井部分が壊れたアーケード。鉄骨の一部が歩道に落下した=三沢市中央町3丁目

 青森県三沢市などによると14日午前9時20分ごろ、市中央町3丁目の県道三沢十和田線で、商店街アーケードの高さ約3.1メートルの天井部分が長さ約3メートルにわたって崩落、鉄骨の一部が歩道に落下した。設置から約40年を経過しており、老朽化が原因とみられる。

 現場近くの商店主の60代男性は「『ガシャッ』という、車の事故のような音が聞こえた。店を構えて約40年になるが、このようなことは初めて」と語った。崩落部分からは天井の内部が傷んでいるのが見え、落ちた鉄骨はさびていた。

 アーケード所有者の市は14日、落ちた鉄骨や破片を取り除き、天井をブルーシートで覆うなどの応急処置を行った。市はアーケード撤去に向けた調査事業を行うため、入札を経て5月下旬に業者と契約をしたばかり。市産業政策課の担当者は「本年度内に調査事業を行い、撤去に向けた対策を検討する予定。安全・安心の観点から作業を急ぎたい」と語った。

 市からアーケードの管理を委託されている三沢中央商店街振興事業協同組合(事務局・市商工会)の平野継昭理事長(銀座商店会長)は事故を受けて商店街を巡回し、ほかに危険箇所がないか点検。「来街者の安全を第一に考え、アーケードの不具合は随時、市に報告している」と話した。

 アーケードは1976~77年、県道約900メートル沿いの4商店会の両側に設置された。このうち中央、大通りの2商店会の部分は2007年までに撤去したが、銀座、大町の2商店会の部分は残っており、現在のアーケードの総延長は約696メートルになっている。

【2018年6月15日(金)】

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