「マグステ丼」5周年でフォーラム/深浦

深浦牛(中)を追加し期間限定販売される「マグステ丼プレミアム」

 青森県深浦町の新・ご当地グルメ「深浦マグロステーキ丼(マグステ丼)」がデビュー5周年を迎えた14日、町内のマグステ丼提供店の関係者らでつくる深浦マグロ料理推進協議会(西崎朋会長)は町役場の町民文化ホールで記念フォーラムを開催した。高級黒毛和牛「深浦牛」を組み合わせた期間限定メニュー「マグステ丼プレミアム」もお披露目。食による観光のまちづくりを関係者が連携してさらに盛り上げていくことを誓った。

フォーラムで意見交換する(右から)西崎会長、ヒロ中田さん、吉田町長

 県内の新・ご当地グルメの先駆けであるマグステ丼は、累計販売数が11日現在で18万6781食、毎年3万食を突破する看板メニューとなり、町の新たな観光素材として定着した。直接売り上げや原材料費、関連消費などを合わせた経済波及効果は10億2500万円と推計されている。

 関係者約50人が参加したフォーラムでは、商品開発段階からの道のりを振り返る5周年記念ムービーを上映。吉田満町長、開発を指導したヒロ中田さん(リクルートライフスタイル・エグゼクティブプロデューサー)、西崎会長らによるトークセッションを行った。

 西崎会長は「深浦はマグロの町だが、深浦牛もプラスして観光を盛り上げたい。マグステ丼を10年、20年と続けていけるよう頑張りたい」と強調。ヒロ中田さんは「深浦は商品、提供店舗、事務局の力がそろった奇跡的な成功例」と称賛した。吉田町長は「閉塞(へいそく)感のある過疎の町が、いろんなことに挑戦する町になった」と相乗効果を指摘した。

 5周年記念のマグステ丼プレミアムは「マグロと牛肉のステーキ対決」がコンセプト。通常のマグステ丼(税込み1500円)に深浦牛60グラムを追加する形で税込み2千円。牛肉の脂の上質なうま味が、深浦産の藻塩を付ければ一層際立つ。7月1日から1カ月間、町内の公式提供7店舗で限定販売する。問い合わせは町観光課内の同協議会事務局(電話0173-74-4412)へ。

【2018年6月14日(木)】

©株式会社東奥日報社