幕張メッセ使用1カ月短縮 五輪パラ組織委が千葉県に回答 「4月21日~9月20日」

 2020年東京五輪・パラリンピックで7競技の会場となる幕張メッセ(千葉市美浜区)を大会組織委員会が半年間使うと提示し、千葉県が短縮を求めた問題で、県は14日、組織委が約1カ月の短縮に応じたと明らかにした。使用は「20年4月21日~9月20日」の5カ月となり、部分的に6月からの使用で済むエリアも生じる。県は「通常の催事への影響が減る」と歓迎。もう一段の短縮を模索する。

 組織委は昨年3月、県に「20年4月初旬~9月末」の使用を打診していた。

 県開催準備課・経済政策課によると、組織委が13日夕、短縮を回答。観客席など競技に必要な仮設設備の精査を進め、準備・片付け期間を短くできたという。国際展示場(県所有)ホール11面のうち1面と、国際会議場(県など出資の第三セクター会社所有)は6月1日からの使用で済む。

 短縮された期間には例年、約90件の催事を開催。4月初旬に集中する入学・入社式のほか、9月下旬の大規模イベント「東京ゲームショウ」も含まれる。

 一方、集客の多い5月の大型連休中は依然使えないエリアが大半。県はメッセを運営する三セク会社を通じて催事主催者に、4月中旬までの前倒し要請や5月中も使えるエリアの活用提案など調整を本格化させる。同時に、短縮期間を広げる協議を継続。組織委も検討に応じる意向という。

 昨年12月、鈴木俊一五輪担当相にも短縮への協力を談判していた森田健作知事は「既存利用者の影響が小さくなることは喜ばしい。より多くの展示会や行事が開けるよう短縮を求めていく」との談話を出した。

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