栃木県内、人気「道の駅」の売れ筋探る

「地域愛」を発信

道の駅しもつけの手作り弁当=下野市

 飲食、物産など「地域愛」満載の情報発信基地「道の駅」。県内には19市町に24駅が点在している。中でも売上高上位の常連が「しもつけ」(下野市)、「どまんなかたぬま」(佐野市)、「うつのみやろまんちっく村」(宇都宮市)。売り上げのトップを占めるのは3道の駅ともイチゴなどの野菜だが、野菜以外で3道の駅の特徴的な売れ筋をまとめた。

 ■しもつけ■

 年間250万人が訪れるしもつけの1位は手作り弁当。同道の駅内調理室で作る和洋中の「幕の内弁当」は、9種の地元食材を使用する。弁当は常時40種。サラダ、市内飲食店の弁当、総菜も含めると180種に上り、土日祝日になると1千食が売れる。

 「『満足バーガー』はかんぴょうコロッケ、丸大食品関東工場のたまりしょうゆロースハムなどが入る。限定30食は連日完売」(後藤勲(ごとういさお)支配人)という。

 2位は菓子メーカー曙フーズ栃木工場の「ひまわりびじん」の菓子類。ひまわり油を使った

米菓や「焼きモンブラン」もある。3位は下野市にアユ種苗センターを移転した県漁業協同組合連合会の直営店「ぎょれん」のアユ塩焼き。体長約30センチのアユも提供する。

道の駅どまんなかたぬまの新井屋の味噌まんじゅう=佐野市

 ■どまんなかたぬま■

 どまんなかたぬまの一番人気は新井屋の「味噌(みそ)まんじゅう」。黒糖あんこ、皮にみそが練り込まれている。「何個食べても飽きない。地元では手土産の定番」(田名網徹(たなあみとおる)統括マネージャー)。年間13万個販売する。

 2位はいなり、のり巻き、卵焼きの「ふみきり寿司(すし)」。いなりの油揚げとかんぴょうは秘伝たれに煮込み、濃いめの味付けが特徴。3位は幸味フーズの「彩鳥 唐揚げ」。レンコン添え、こうじ、ショウガ味など多彩な味と実演揚げたてが受ける。「唐揚げは佐野のソウルフード。夕飯のおかずに買う人もいる」(同)。

道の駅うつのみやろまんちっく村のクラフトビール=宇都宮市

 ■ろまんちっく村■

 県内道の駅唯一、ブルワリーを備えるうつのみやろまんちっく村。トップは地ビール。「餃子(ぎょーざ)浪漫」「麦太郎」などレギュラーから季節限定「黒ビール」まで提供し、クラフトビールファンを引き付ける。物販店舗「あおぞら館」だけで年間2万5千本販売する。

 2位は「草もち」。地元で加工所を持つ農家3軒の手作りの味わいが人気。3位は土日限定ながら1日500個売れる成沢パン店の「コッペパン」。あんバター、ジャムなど7種あり、「認知度が高く、ふわふわの食感はリピーターが多い」(渡辺文子(わたなべふみこ)店長)という。

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