6月1ヶ月分に相当 沖縄は災害レベルの大雨に警戒

さきほど午前9時に、与那国島の西で台風6号が発生しました。台風は今後、東よりに進路を進め、あすには沖縄本島に近づく見込みです。
すでに沖縄では梅雨前線の影響で大雨となっていますが、あすの正午までに250ミリの雨が降ることが予想されています。これは那覇市の6月一か月分に相当する雨量で、その量がたった一日で降ってしまうおそれも。
その後17日の正午にかけてはさらに50から100ミリの雨が降ることが予想され、災害レベルの大雨となりそうです。
沖縄では梅雨入りしてから雨の少ない状態が続いていましたが、空梅雨を解消するどころか、記録的な大雨になることが予想されます。土砂災害や低地の浸水、河川の増水、氾濫、高波に警戒し、強風や落雷、突風などにも注意が必要です。

気象予報士・多胡 安那

画像について:15日午前9時の台風6号の位置と進路予想。

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