長崎県学力調査 中学数学・英語 市町に開き 平均正答率22ポイント差

 県教委は14日、県内全公立小中学校で4月に実施した本年度学力調査の結果をまとめた。小学算数と中学英語の平均正答率が前年度を上回った半面、小学国語、中学の国語と数学は下回った。また、中学の数学と英語は上位と下位の自治体で平均正答率に開きが見られた。
 学力調査は県教委が独自に毎年実施。小5(国語、算数)、中2(国語、数学)、中3(英語)が対象で計約3万4千人が受けた。
 小学生の平均正答率は国語58・5%(前年度64・4%)、算数62・5%(同57・3%)。算数の「表とグラフ」で改善がみられたが、国語の「登場人物の気持ちの変化を捉える言葉を抜き出す問題」で正答率が低かった。
 中学生の平均正答率は国語65・3%(同68・3%)、数学53・1%(同54・0%)、英語53・1%(同44・0%)。英語の「メールを読んで適切な返事を書く問題」の正答率が低かった。
 市町別では、北松小値賀町が中学数学と英語で、西彼長与町は小・中学の国語で、北松佐々町は小学算数で、それぞれ県内最高。県立中(長崎東、諫早高付属、佐世保北)3校の平均正答率は県内平均を大きく上回った。
 上位3市町と下位3市町の平均正答率の差は、中学の英語が22ポイント(前年度17ポイント)、数学が22ポイント(同23ポイント)だった。県教委は「数学は小学校の学習の定着状況が中学校に影響する。英語は各市町の授業改善のスピード感に差があるのでは」と分析している。

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