田舎館の田んぼアート「手塚キャラ」、高校生が田植え

肌寒い天候にも負けず、田んぼアートの田植えに励む尾上総合高生ら

 青森県田舎館村の「道の駅いなかだて」にある田んぼアート第2会場で14日、平川市の尾上総合高校(中嶋豊校長)の全校生徒約180人が、今年の第2アート作品「手塚治虫キャラクター」の田植えなどをした。肌寒い天候の中、生徒たちは作品の完成を願いながら懸命に作業し、同村の農家女性や村職員ら約30人が13日から作業してきたこともあって第2会場の田植えは14日でほぼ終わった。

 同校は道の駅いなかだてのすぐ近くに立地し、2013年から毎年、田植えに協力している。当初、13日に作業予定だったが、天候不良で翌日に順延した。

 村企画観光課の喜多島啓・主幹兼商工観光係長から作業の進め方の説明を受けた生徒らはつがるロマンの苗を手に、はだしで田んぼに入ると「冷たい~」などと歓声や悲鳴。それでも、コメどころの津軽地方出身で小中学校時代に田植えを経験した生徒も多く、約1時間半の作業で、予定区域をほぼ植え終えた。赤平大介さん(1年)は「外国や県外からも来る人たちに喜んでもらいたいので、一生懸命に植えた」と話した。

 閉会式では、生徒会長の小山内桃花さん(3年)が「寒い日だったが、皆さんが頑張って良かった。秋の稲刈りも頑張りましょう」とあいさつした。

 第2会場は「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」「リボンの騎士」の人気キャラクターと、手塚本人のキャラクターを、7色9品種の苗を使って表現する。展望所(有料)から観覧でき、見ごろは7月中旬ごろから8月中旬ごろまでの見通し。

【2018年6月15日(金)】

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