<東北高校陸上>男子1500m 児玉V・斎藤2位 ライバル同士終盤まで接戦

男子1500メートル決勝 ゴール前で接戦を繰り広げる優勝した宮城・東北の児玉(4085)と2位の斎藤(4087)

 陸上の第73回東北高校大会が14日、岩手県北上市の北上総合運動公園陸上競技場で開幕した。第1日は男女9種目の決勝があり、男子1500メートルは児玉悠輔(宮城・東北)が3分56秒44で初優勝した。2位には同じ東北の斎藤紘也が続いた。

 男子400メートルは白井一央(仙台西)が49秒28で制し、男子ハンマー投げは種市裕紀(青森・弘前実)が59メートル72の大会新記録で優勝を飾った。

 第2日の15日は100メートルなど男女12種目の優勝者が決まる。

 男子1500メートルは児玉、斎藤の東北(宮城)勢がワンツーフィニッシュで制した。「すごくうれしい」と抱き合って初の全国高校総体(インターハイ)出場を喜んだ。

 児玉は決勝の速いペースに戸惑い、いったん後ろに下がったが、目の前にいた斎藤の姿に奮起。2人で少しずつ順位を上げ、残り200メートルで単独でスパート。最後の直線で一気にトップに躍り出て逃げ切った。斎藤も0秒92遅れてゴールへ飛び込んだ。

 仙台市富沢中出身の児玉は石巻市蛇田中を出た斎藤と、1年から一緒に練習を積んできた。169センチ、52キロの児玉に対し、斎藤は185センチ、65キロ。体格では斎藤が優位に立つ。今年5月の宮城県高校総体の決勝では斎藤が勝ち、児玉は2位だった。

 児玉は「1年からずっと県大会で負けてきた。東北大会でやっと勝てた」と胸を張った。「負けて悔しいけど、ワンツーで勝てたのはよかった」と斎藤は笑顔で応じた。

 クラスも同じで普段から仲が良い。しかし、レースではライバル。「決着はインターハイでつける」。最高の舞台での健闘を誓い合った。(岩崎泰之)

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