熊本競輪場、 バンク3案を検討 有識者初会合、8月中に結論

 熊本市は14日、熊本地震で被災した熊本競輪場(中央区水前寺)再建の基本計画策定に向け、有識者による検討会を開いた。日本一長い直線を誇るバンク(走路)を維持するか、縮小するかが焦点。8月までに3度の会合を開く。

 市は2月、開催中止が続く競輪場について、最低限の復旧をした上で競輪事業を再開する方針を決めた。2020年秋の再開を目指し、9月までに計画を決める。

 検討会は昨年、競輪事業再開を求める報告書をまとめており、競技関係者や弁護士、公認会計士など7人で構成。市は現状の1周500メートル、全国で主流の400メートル、333メートルのバンクの長さ別に3案を示した。

 会合は非公開。市によると、日本競輪選手会熊本支部や地元自治会など6団体の代表から意見を聴いたが、500メートルを支持する声はなく、委員からは「バンクを縮小すれば、競輪場以外の活用スペースが広がる」などの意見が出たという。

 次回は7月12日に開催。市が3案について費用や工期、事業収益の試算を示す。(高橋俊啓)

(2018年6月15日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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