最後の高崎藩主 交流記録 「大河内文書」8巻 中国研究者が復刻

大河内輝声
発刊された「日本蔵 晩清中日朝筆談資料 大河内文書」

 旧高崎藩最後の藩主、大河内輝声(てるな)(1848~82年)を中心に日本、中国、朝鮮の文化人、外交官らが漢文で交流した記録「大河内文書」の復刻版全8巻(計3785ページ)を中国の研究者がまとめた。15~20日に高崎市の高崎シティギャラリーで開かれる「頼政神社宝物展」(高崎史志の会主催)で展示される。

 文書は明治前期、東京にあった輝声の別荘などで漢文による筆談で交流し、記した紙を製本した巻やつづりの総称。筆談者として132人(日本69人、中国58人、朝鮮5人)が文書に登場する。輝声を介して交流したとみられ、政治や日常生活など話題は幅広く、1940年代から早稲田大の故実藤恵秀(さねとうけいしゅう)教授が史料として価値を見いだし、調査を進めた。

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